薬物療法の種類
薬物療法には、そのアプローチに応じて、原因療法や対症療法、補充療法や予防療法といった種類がある。
原因療法
疾病の原因を根本的に除去する薬物療法のこと。抗菌薬や抗腫瘍薬などが原因療法となる。
対症療法
疾病の症状に対して鎮静させるための薬物療法。一般的に「風邪薬」と呼ばれる消炎鎮痛薬など降圧薬などが対症療法である。
補充療法
生体が機能を維持するために必要な物質を補充する薬物療法。1型糖尿病患者に対するインスリン注射などは補充療法である。
予防療法
感染症やアレルギーなどを予防するためのワクチンや抗アレルギー薬などが予防療法である。