象牙質う蝕の進行度

象牙質う蝕は、細菌侵入の有無により大きく第一層(外層)・第二層(内層)に分類される。

細菌侵入が認められるのが第一層(外層)、細菌侵入は認められないのが第二層(内層)である。

なお、う蝕象牙質は、表層から細菌侵入→着色→軟化という構造を呈している。

う蝕象牙質第一層(外層)

第一層(外層)はさらに、その細菌侵入の度合いによって、多菌層、寡菌層、先駆菌層に分けられる。

多菌層は最も多くの細菌が侵入しており、先駆菌層はごく一部の細菌しか侵入していない。

う蝕象牙質第二層(内層)

第二層(内層)は、混濁層、透明層、生活反応層に分けられる。

象牙質う蝕の治療

う蝕検知液によって染色されるのは、う蝕象牙質第一層(外層)のみである。

第二層(内層)は再石灰化が可能であると言われている。

また、第一層(外層)には痛覚はない。象牙質う蝕の除去の際には第一層を除去するため、このことから一般的に象牙質う蝕の除去においては局所麻酔薬は必要がないと考えられている。