保存修復学

保存修復学の用語集です。

う蝕の好発部位

う蝕は、以下の部位に発生しやすい。 小窩裂溝 隣接面 歯頸部

う蝕感受性

う蝕感受性は、う蝕の罹患のしやすさのことである。 下顎大臼歯で大きく、下顎前歯で少ないとされている。

急性う蝕と慢性う蝕

急性う蝕と慢性う蝕には、それぞれ以下のような特徴がある。 急性う蝕は若年者に多く見られるう蝕で、慢性う蝕は高齢...

Feinmanの分類

Feinmanの分類とは、テトラサイクリンによる歯の変色の程度を分類したものである。 その変色の程度により、1...

透照診(トランスイルミネーションテスト)

透照診は、トランスイルミネーションテスト(Transillumination Test)ともいう。 舌側から光...

くさび状欠損(WSD)・アブフラクション

くさび状欠損(楔状欠損,Wedge-Shaped Defect)とは、主に犬歯・小臼歯の唇側歯頸部に好発する摩...

う蝕を誘発する歯の形態異常

棘突起 棘突起は、上顎中切歯に好発する歯の形態異常である。 基底結節から切縁へと向かう突起のことで、プラークが...

根面う蝕

以下に根面う蝕の特徴を挙げる。 高齢者に好発する 着色が顕著である 歯肉退縮に伴うことが多い 慢性的に進行しや...

二次う蝕

二次う蝕には、修復物の辺縁不適合などが原因となる辺縁性二次う蝕と、う蝕象牙質の残存・取り残しが原因となる再発性...

硬化象牙質・透明象牙質

う蝕や加齢による生理的変化により、象牙細管が石灰化され閉塞すると、硬く透明となることから、硬化象牙質や透明象牙...

象牙質う蝕の進行度

象牙質う蝕は、細菌侵入の有無により大きく第一層(外層)・第二層(内層)に分類される。 細菌侵入が認められるのが...

根管充填の時期を決定する指標

根管充填を行う時期を決定する上では、主に以下のような指標がある。 根管内が無菌的であること 自発痛・打診痛がな...

う蝕検知液

う蝕検知液は、主に1%アシッドレッド・プロピレングリコール液が用いられている。 商品名としてはカリエスディテク...

窩洞形態の5原則

以下に窩洞形態の5原則を示す。 抵抗形態 保持形態 窩洞外形 窩縁形態 便宜形態

G.V.Blackによる窩洞の分類

G.V.Blackは、窩洞を以下のように分類した。 1級窩洞 小窩裂溝における窩洞 2級窩洞 臼歯部隣接面にお...

単純窩洞・複雑窩洞

単純窩洞・複雑窩洞の違いは、窩洞の位置する歯面数である。 単純窩洞 単純窩洞は、1歯面に限局している窩洞のこと...

隅角

このページでは、隅角について解説する。 線角 2つの窩壁により形成される線上の隅角のこと。 点角 3つかそれ以...

修復象牙質

修復象牙質は、第三象牙質とも呼ばれる。 修復象牙質・第三象牙質は、刺激に対する防御反応の結果として形成される象...

酸蝕症・侵蝕症

酸蝕症・侵蝕症とは、化学的な酸性環境による歯質の欠損のことをいう。 酸蝕症の原因には、嘔吐や食品による酸蝕、あ...

窩縁斜面(ベベル)の目的

以下にベベル(窩縁斜面)の目的を示す。 鋳造収縮・重合収縮の補償 エナメル質窩縁の保護(ホワイトマージンの防止...

回転切削器具(バー・ポイント)

回転切削器具には、大きく分けてバー類とポイント類がある。 バー類には、スチールバーやカーバイドバーなどの種類が...

MI(Minimal Intervention, ミニマル・インターベンション:最小限の侵襲)

MI(Minimal Intervention, ミニマル・インターベンション)とは、2002年にFDI(国際...

縁端強さ

縁端強さとは、以下のようなことである。 修復材料などにおけるマージン部の強さのことである。 縁端強さが弱いと微...

予防拡大

予防拡大とは、二次カリエスを予防するために不潔域を予防的に拡大し、窩洞外形のなかに収めることである。 ここでい...

象牙質知覚過敏症

象牙質知覚過敏症には、歯肉退縮などに伴う歯頸部象牙質知覚過敏症と、窩洞形成後に生じる象牙質知覚過敏症がある。 ...

補修修復

補修修復は、MI(Minimal Interventionミニマル・インターベンション)の概念の一部ともなって...

象牙質知覚過敏症の治療

象牙質知覚過敏症の治療としては、以下のような処置が挙げられる。 薬剤(フッ化ジアンミン銀、塩化亜鉛、硝酸銀など...

レジンインプレグネーション法

コンポジットレジンの重合収縮により生じた歯質の微小亀裂に対してボンディングレジンを塗布することで亀裂を封鎖し、...

エアブレイシブ(噴射切削器具)

エアブレイシブは、噴射切削器具とも呼ばれる。 振動や不快音、発熱は回転切削器具より少ない。 酸化アルミナ粉末や...

レジンコーティング法

レジンコーティング法について以下に示す。 レジンコーティングとは 窩洞形成後の形成面は象牙細管が露出しているた...

レイヤリングテクニック

レイヤリングテクニックとは、コンポジットレジン修復において、異なるシェードのレジンを積層充填することで、天然歯...

セラミックインレーの製作法

主なセラミックインレーの製作法として、以下のような方法がある。 焼成法 CAD/CAM法 鋳造法 加熱加圧法 ...

象牙質形成不全症

象牙質形成不全症とは、象牙芽細胞に障害が生じることにより象牙質に形成不全をきたす、常染色体優性遺伝あるいは常染...

クレビス

レジンインレーやセラミックインレーは、合着する際に接着性レジンセメントを用いる。 接着性レジンセメントにはフィ...

エナメル質形成不全症

エナメル質形成不全症とは、エナメル芽細胞の障害によりエナメル質に形成不全を生じる遺伝性の疾患である。 エナメル...

グラスアイオノマーセメント修復の適応

グラスアイオノマーセメントによる修復処置の適応症としては、以下のような症例が挙げられる。 根面う蝕 くさび状欠...

QLF法(定量的可視光誘導蛍光法)

QLF法とは、定量的可視光誘導蛍光法ともいい、歯面に可視光を照射し、エナメル質の初期う蝕の診断を行う手法のこと...

Tooth wear

Tooth wearとは、う蝕以外の原因による歯の物理的・化学的な侵食の総称のことである。 咬耗症や摩耗症、ア...

第一象牙質・第二象牙質・第三象牙質

第一象牙質 第一象牙質は原生象牙質ともいい、歯根完成までに形成された象牙質のことである。 第二象牙質 第二象牙...

表層下脱灰層

エナメル質の初期う蝕では最表層に10μm〜20μmの厚みをもつエナメル表層があり、その直下に表層下脱灰層を有す...

裏装の目的

裏装の目的としては、以下のような点が挙げられる。 化学的刺激の遮断 温度的・電気的刺激の遮断 貼薬部の補強 歯...

Er:YAGレーザーの歯科的用途

Er:YAGレーザーの歯科的用途としては、窩洞形成や歯石除去、軟組織の切開・凝固、根管拡大、根面の消毒などがあ...

歯肉圧排法の目的

歯肉圧排法の目的としては、以下のような点がある。 歯肉縁下や術野明示・操作の容易化 歯肉損傷の防止 血液や歯肉...

歯間分離の目的

歯間分離の目的として、以下のような点が挙げられる。 隣接面接触の診査や形成、修復や研磨の操作を容易にする ラバ...

タックキュア

タックキュアとは、余剰セメントへの数秒間以内の光照射により、余剰セメントを仮重合させることである。

コンポジットレジンインレーの接着操作における内面処理

コンポジットレジンインレーの接着操作における内面処理の概要を以下に示す。 1. サンドブラスト(酸化アルミナ)...

カルボン酸系接着性プライマー

カルボン酸系接着性プライマーには代表的なものとして以下がある。 4-META 4-AET MAC-10

ウェットボンディング法による歯面処理の手順

ウェットボンディング法の歯面処理の手順を以下に示す。 リン酸によるトータルエッチング 水洗 ブロットドライ プ...

Er:YAGレーザー

Er:YAGレーザーのErはエルビウム(Erbium)、YAGはそれぞれイットリウム(Yttrium)、アルミ...

う蝕象牙質の化学的除去法

う蝕象牙質の化学的除去法としては、主に以下のような方法がある。 なお、除去効率が悪く現在ではあまり臨床応用され...

段階照射型照射器(ソフトスタート型照射器)

段階照射型照射器(ソフトスタート型照射器)では、低出力の光照射から段階的に高出力の光照射へと移行することで、レ...

ガイドグルーブ

ガイドグルーブとは、支台歯形成の最初の段階で、歯質切削量を規定するために形成される溝のことをいう。

コンポジットレジンの仕上げ研磨の目的

コンポジットレジンの仕上げ研磨の目的を以下に列挙する。 審美性の向上 違和感・不快感の除去 化学的抵抗性の向上...

フッ化ジアンミン銀

フッ化ジアンミン銀は初期う蝕に適応されるが、歯質が黒変するため永久歯には使用できない。 低年齢児の多発性の平滑...

歯間分離の分類(即時分離法・緩徐分離法)

歯間分離の分類としては、即時分離法と緩徐分離法がある。 即時分離法では、くさびやセパレーターなどの器具を用いて...

シャイニングスポット(歯科)

シャイニングスポット(歯科)とは、咬耗や摩耗などによって歯面が滑沢となった部分のことを言う。

MI(Minimal Intervention=最小限の侵襲)の定義(FDI POLICY STATEMENT, 2002)

FDI(国際歯科連盟)は 2002 年に声明として、Minimal Intervention(MI)の概念を提...

咬合面う蝕の診断のための検査法

咬合面う蝕の診断のための検査法としては、う窩の形成がある場合は視診や触診が有効である。 いわゆる hidd...